ペップトークで学んだ承認のピラミッドを当時ひきこもりだった娘に実践していったのですが、その中で特に気を付けたことで効果があった事を書かせてもらいますね。
承認のピラミッドで一番大事なのは人としての土台である存在です。
「お前なんていらないよ。」
「あなたでなくてもいいのよ。」
あなたが職場や自分の所属しているコミュニティでこんな事を言われたら深く傷つきますよね?
「あなたなんか産むんじゃなかった。」と子供の頃に母親に言われた事があるという方の話を聞いた事があります。
もう数十年前の事だそうですがその方は今でもそのシーンを思い出して涙がでてくるそうです。
逆に
「あなたがいてくれるからお母さん毎日仕事頑張れるのよ。」
こう言われていたらどうでしょうか?
職場で
「あなただからこそこの仕事お願いしたいの。」
と言われたら?
嬉しい、安心できる、もっと頑張れるなど、出てくる感情は人によって色々でしょうがプラスの感情が湧いてくるくると思います。
この時に大事なことは言葉だけ伝えれば良いというものではないと言う事。
口先だけの言葉や、うわべのお世辞など人は敏感に感じ取ります。
特にひきこもりだった娘は「どうせ自分なんて」という感情を常に持っていたのでうわべだけの言葉は「どうせ嘘だ」と敏感に察知しました。
だから心の底から娘の存在を認め、娘がいてくれるからこそ感じる事ができる感情を伝えるようにしました。
あなたにも是非そうしてほしいのですが、僕を含め日本人は普段からそのような事をする習慣が身についていないのでぱっと頭に浮かんでこない人も多いと思います。
その為に
その人がいてくれることであなたが得ているもの(感情)。
助かっていること。
感じる事ができる幸せなどを
紙に書き出してみてください。
できれば20個以上。
人に感謝するとか、ありがたさを伝えるとか、そういう事は人はついつい忘れてしまいますよね?
僕も良く忘れています。
だから一度書きだして再確認してはどうでしょうか?
それだけでもその人に対するあなたの態度は変わります。
そしてそれは非言語のコミュニケーションで相手に伝わります。
もちろんそれを手紙にして渡してしまうのもアリですよ。
お盆休みで時間がある時にでも是非試してみてください。
毎週土曜日の13:30分~このような事をみんなで考えるサロンを開催しています。
興味のある方はこちらをごらんください。
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