娘が不登校からひきこもりになり、叱る事しかしなかった僕。
振り返ると娘にはとてもきつく当たっていました。
「学校に行きたくないのは気持ちがたるんでいるからだ!」
「いじめられていると思うのはお前の受け止め方が悪いんだ!」
いじめに遭い、弱っていた娘にさらに追い打ちをかけるような言葉ばかり。
今思うと本当に良くない父親でした。
そんな僕に対し娘は次第に反発、反抗するようになり、言葉で攻撃してくるようになりました。
大声をだして上から押さえつけようとする僕。
相手が傷つくような言葉を選んで徹底的に反抗する娘。
弟と娘の喧嘩も絶えず、家庭は崩壊状態でした。
そんな我が家の状態、最悪だった娘との関係性をよくする為に僕が一番最初にしたこと。
それは、娘が好きなことに僕も興味を持ち、共通の話題を作ったことでした。
あまり心理の知識のなかった当時の僕でしたが、この状況をなんとかしないといけないと思い、どうすれば普通に会話ができるのかを考えどんな時なら普通に会話ができているのかを観察した末に見つけたことでした。
娘はインターネットの世界に詳しく、いわゆる「おたく」といわれる子供でした。
僕もパソコンに関する知識は多少あったものの、娘のほうが断然知識が多かったのでわからない事を聞いた時には娘は得意になって教えてくれました。
自分が好きで、得意な事を聞かれると娘は喜んで教えてくれます。
僕も娘が好きなサイトを見たりして、共通の話題を作るようにしたのです。
皆さんならどうですか?
自分の好きな事、興味のある事を話題にしてくれたり、あなたのことに興味をもってくれる人には親近感がわきませんか?
話をしやすくないですか?
関係性をよくしたい人に対しては是非相手が関心をもっている事に対してあなたも関心を持って接してみてください。