お弁当を作るのが嫌なお母さん

「毎朝お弁当作るのが嫌!」

 

先日コーチングさせていただいたあるクライアントさんの言葉でした。

 

お母さん方にとって参考になるかと思いクライアントさんに許可を得てシェアさせていただきます。

 

クライアントさんからこんなテーマを持ちかけられたとき、僕たちコーチはお弁当を作らないで済む方法を考えません

 

そのクライアントさんがどうしてそう言いたくなるのか、何が嫌なのか、辛いのかをクライアントさんの立場に寄り添いながらしっかりお聴きします。

 

その上で「じゃあ何の為にお弁当を作るのですか?」と質問しました。

 

「お金を渡すのは不経済だし」

 

「ちゃんとしたものを食べてるのか不安だし」

 

「学食とはいえ体に良くないものが入っているかもしれないし・・・」

 

僕「そうなのですね、体に良くないものを息子さんに食べさせるのは嫌なのですね」

 

僕「じゃあお母さんのお弁当を食べて息子さんにどうなってほしいですか?」

 

「お弁当を食べて美味しいって言って欲しいし、それを食べてお昼からも頑張って勉強して欲しいし、なにより健康でいてほしいです。」

 

と言われたところでハッと気づかれました。

 

「そうか、私は息子に健康でいてほしいし、美味しくお弁当を食べてほしいんだ!」

 

その後お弁当を作るのが苦にならなくなったばかりか、息子が美味しくお弁当を食べる姿を想像しながら好きなおかずを入れてあげるのが楽しくなったとお聞きしました。

 

今回コーチングによってこのクライアントさんは「忙しいのに嫌々お弁当を作る人」から「子供に健康的で美味しいお弁当と作るお母さん」という風に自分に対する意識が書き換わったんですね。

 

 

 

コーチングではこのように嫌な事をしなくてよい方法を探す事はせずに(場合によってはそういう事例もあります)本当はどうなればいいかをクライアントさんとコーチが一緒に探していきます。

 

そしてクライアントの中から納得できる答えが見つかった時には嫌だったはずの事が楽しくなったりもします。

 

 

あなたが「したくなーい!」「これ嫌だ!」という事がもしあればそれがどうなったらいいか一緒に探してみませんか?